伝統的工芸品 川連漆器の里で、古くから不老長寿を願う縁起物として祝宴の席に用いられてきた茸盃をご紹介 | 佐藤善六漆器店

2021/08/20 20:00


茸盃とは、伝統的工芸品 川連漆器の里で、古くから不老長寿を願う縁起物として、


祝宴の席などに用いられてきた、5つの盃と1つのサイコロがセットになった盃です。





5つの盃を重ねていくと、キノコ形の置物になるので茸盃と呼ばれています。






盃にはそれぞれ、松・竹・梅・鶴・亀の絵が描かれていて、


サイコロを振って、出た絵柄の盃で酒を飲み干すという遊びをする酒器です。


宇多という目が出たときは、和歌や俳句を一句読んでいた様です。















国産の天然木から形を削り出し、木目の見える上品な木地呂塗りで仕上げています。

内側は金地で仕上げたられた豪華な盃です。

また、木地呂塗りは、時を経るごとに木目が浮かび上がってきて、経年変化をお楽しみいただける塗りです。

1872年(明治5年)創業、伝統的工芸品 川連漆器を製造する佐藤善六漆器店により作られました。



[ サイズ ] ø9 × h12cm(組立時)
[  色  ] 木地呂(外側) 金地(内側)
[ 素 材 ] 天然木・天然漆
[ 製 造 ] 日本製(秋田県 川連漆器)





<川連漆器の歴史>

川連漆器の始まりは、今をさかのぼること約八百年前の鎌倉時代、源頼朝の家人で稲庭城主の小野寺重道の弟、道矩が、古四王野尻大舘(現在の秋田県湯沢市川連町大舘)に居住し、豊富な木材と漆を用い、家臣に内職として武具に漆を塗らせたのが始まりと言われております。

江戸時代初期、本格的に漆器産業が始まり、後期には藩の保護の元、椀・膳・重箱など幅広い生活用品がつくられ、沈金・蒔絵などの加飾が加わりました。

また、明治初期にはさらに新しい技術開発が行われ、今日の川連漆器の特色である堅牢な漆器が作られるようになりました。

昭和五十一年十二月に、国の伝統的工芸品の指定を受け、今では全国でも有数な産地として成長しております。