2021/08/18 14:32


コロンとした可愛らしい形状で、モダンなドット模様の蒔絵があしらわれた小鉢をご紹介。


和食にも洋食にも合わせやすく、副菜や一品もの、子供用の器に丁度いいサイズ感です。


ちょっとしたデザートにもピッタリで、あると何かと重宝する器です。






1872年(明治5年)創業、伝統的工芸品 川連漆器を製造する佐藤善六漆器店により作られました。


国産の天然木から形を削り出し、職人の手により一つ一つ塗りあげられた逸品です。





[ サイズ ] ø9.3 × h4.7cm

[  色  ] 黒 / 朱(底:黒)

[ 素 材 ] 天然木・天然漆

[ 製 造 ] 日本製(秋田県 川連漆器)



<川連漆器の歴史>

川連漆器の始まりは、今をさかのぼること約八百年前の鎌倉時代、源頼朝の家人で稲庭城主の小野寺重道の弟、道矩が、古四王野尻大舘(現在の秋田県湯沢市川連町大舘)に居住し、豊富な木材と漆を用い、家臣に内職として武具に漆を塗らせたのが始まりと言われております。

江戸時代初期、本格的に漆器産業が始まり、後期には藩の保護の元、椀・膳・重箱など幅広い生活用品がつくられ、沈金・蒔絵などの加飾が加わりました。

また、明治初期にはさらに新しい技術開発が行われ、今日の川連漆器の特色である堅牢な漆器が作られるようになりました。

昭和五十一年十二月に、国の伝統的工芸品の指定を受け、今では全国でも有数な産地として成長しております。