2021/08/07 11:27
天然の木が描き出す、一つ一つ違った表情を見せる木目を活かしたお椀をご紹介!
木目の美しい天然の欅の木地を使用し、天然の漆を何度も摺り込む、摺漆という技法で仕上げたお椀です。
お料理を入れる内側は、黒と朱の2種類をご用意。
真塗りで仕上げてありますので、十分な強度があり、安心してご使用いただけます。
1872年(明治5年)創業。伝統的工芸品 川連漆器を製造する佐藤善六漆器店のお椀です。
天然の木地に、天然の漆を、職人の手により一つ一つ丁寧に塗りあげられています。
漆器は、プラスチックとは違い、熱が伝わりずらく、保温効果があり、持っても熱くなく、料理も冷めにくい優れた食器です。
【サイズ】直径 11.7 × 高さ 5.8cm
【カラー】摺内黒/摺内朱
【素 材】天然木〈欅〉、天然漆
【生産国】日本製(秋田県 川連漆器)
<川連漆器の歴史>
川連漆器の始まりは、今をさかのぼること約八百年前の鎌倉時代、源頼朝の家人で稲庭城主の小野寺重道の弟、道矩が、古四王野尻大舘(現在の秋田県湯沢市川連町大舘)に居住し、豊富な木材と漆を用い、家臣に内職として武具に漆を塗らせたのが始まりと言われております。
江戸時代初期、本格的に漆器産業が始まり、後期には藩の保護の元、椀・膳・重箱など幅広い生活用品がつくられ、沈金・蒔絵などの加飾が加わりました。
また、明治初期にはさらに新しい技術開発が行われ、今日の川連漆器の特色である堅牢な漆器が作られるようになりました。
昭和五十一年十二月に、国の伝統的工芸品の指定を受け、今では全国でも有数な産地として成長しております。